Scientific award 2023

2023年12月29日

I am very honored and grateful to receive the Scientific Award for the year of 2023. I genuinely thank Professor Kanno sensei for providing me with the opportunity to publish our departmental research work, Case reports and Case series in various Internal peer-reviewed journals and his timely guidance. I hope to keep up the work in the forthcoming year. I sincerely thank all the co-authors and look forward to their co-operation in future projects.

Dr. Mrunalini Ramanathan, 3rd year Graduate School student

この度島根大学口腔外科のScientific Awards2023を受賞させて頂きました。私は本年4本の学術論文が掲載されました。
島根大学では管野教授から論文の大切さについて教えて頂き、そして論文執筆のために沢山の題材を私に与えて頂きました。アクセプトされる論文を書くこつから査読に対して根気よく修正することについても時間をかけてご指導頂いたおかげでございます。本当にありがとうございました。4本の中には日本口腔外科学会の専門医受験資格を得るための規定論文も含まれておりました。これまで何本も投稿を行ってきましたがアクセプトに至りませんでしたが、管野教授にご指導頂きアクセプトされ、日本口腔外科学会の専門医試験の受験資格を得ることができました。本当にありがとうございました。この先もこれに満足せず引き続き論文を書き続けること、またその大切さ後輩達に伝えていきたい所存でございます。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

奥井太郎

この度,管野貴浩教授よりScientific award 2023にて賞を賜りました。まずは,常に全身全霊でご指導くださる管野先生をはじめ,多大なるサポートをくださる講座の皆様に感謝申し上げます。個人的には今年1年を振り返ってみて,もう少し頑張れたよな...と感じておりますので,来年に向けより一層身の引き締まる思いです。さて,2012年4月に管野先生が島根大学に着任されて以来,私は10年以上にわたり先生の背中を追いかけながら,臨床としての「歯科」「口腔外科」の楽しさと学問としての「歯科学」「口腔外科学」の楽しさを学んで参りました。さらに,これら臨床と学術の両輪をもって研鑽していくことの重要性を学んで参りました。私も微力ながら,少しでもこのマインドを後輩の皆さんに伝えることができればと,メッセージという形にしました。助教以下,関連病院も含め,私より後輩の皆さんは必読です!

〜後輩の皆さんへのメッセージ〜

私見ですが,論文を書きたがらない人の大半は食わず嫌いだからだと思います。確かに楽な作業ではないため,ネガティブな感情が先行しがちなのだと思います。特に大学勤務をしていると,日々の臨床が忙しくて論文どころではないという気持ちは十分に分かります。しかしながら,臨床と学術の両輪が大切であることは,皆さんにとって既知の事実であると思います。「でも今は忙しい。いつか時間ができたら書こう。」その「いつか...」は永遠にやってきません。時間を制するものは人生を制すと言われるように,医療の世界に限らず,生産性の高い仕事を行えている人はタイムマネジメントに長けているようです。昨今このタイムマネジメントに関して,書籍やYouTubeなど様々なコンテンツから情報発信がなされておりますので,一度これらについても勉強することをお勧めします。さて,冒頭で「食わず嫌い」と述べましたが,やはり論文には手間も時間もかかるイメージがあるため,最初の一歩を踏み出す行動力が大切だと思われます。そのため,時間を作ることができたら,次に必要なものはこの「行動力」であると思われます。目標を定め,とりあえず行動に移します。人は行動を起こす前に試行錯誤し過ぎると,出来ない理由探しを始める生き物のようですので注意が必要です。そのため,とにかく行動しながら先輩に指導を仰ぎ適宜修正を加えていきます。そして,まずは筆頭論文5本を目指してください。論文を書くことの意義や,投稿におけるお作法のようなものが理解できます。次いで,筆頭論文10本を目指してください。論文を書くことへの抵抗感がなくなってくると思いますし,先輩に指摘される前に自ら疑問点について調べ考察する習慣が出来てきます。ここを超えたら,英文でも和文でも20本,30本と楽しく進めていきましょう。必ず自身の臨床力アップに繋がりますし,結果的に患者さんに還元されます。私は決して頭の良い人間ではありませんし,どちらかと言うと要領も悪い人間です。そんな私でも,先述したことを一歩一歩進めながら,若干の愛嬌と後輩力で甘えるところは甘えながら,ここまでやってきました。皆さん必ず出来ます。一緒に楽しく講座を盛り上げていきましょう!

臨床講師 小池尚史

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