2025年6月15日
6月13日(金)午後より、2025年度沖縄県立病院群学術講演会にご召喚いただきました。沖縄には、現在5つの県立病院とさらに離島歯科口腔外科医療を含め、25名の歯科口腔外科医および歯科麻酔医が在籍され、先端的歯科口腔外科医療の提供に努められておられます。わたくしも長年、病院歯科口腔外科の重要性、また島根大学に赴任してからも、県内外での歯科口腔外科の地域連携病病連携、病診連携推進に努めてまいりました。敬愛いたします沖縄県立病院群副院長 新垣敬一先生、また香川県立中央病院時代から長くお付き合いを頂く部長 比嘉努先生ら沖縄県立病院群よりお呼びたていただき、顎変形症治療・顎矯正手術の最近のアップデートと併発症・合併症への対応について講演させていただきました。会場でありました、沖縄県立こども病院・南部医療センターからのZOOM配信により沖縄県立病院の先生方約30名の先生方のご参加をいただきました。
また翌日、14日(土)には、沖縄県病院歯科口腔外科協議会OOSS (Okinawa Oral Surgery Study group;会長 那覇市立病院歯科口腔外科部長 津波古判先生) の特別講演にご召喚いただき、顎顔面外傷治療とくに下顎骨関節突起骨折への手術治療、眼窩外傷再建手術治療、顎変形症の最新技術展開について、事前にテーマを与えていただき今回特別講演をいたしました。沖縄県立こども病院・南部医療センターの会場だけでも40名近く、さらにZOOMにも10名以上の各地の先生がご参加なされ、学術交流を深めることができました。懇親会では、沖縄の琉球美味とともに学術交流、歯科口腔外科談議に華と情熱をもって親交を深めることができました。関係各位に深謝申し上げます。
教授 管野貴浩