若手口腔外科医国内研修支援制度の研修生が来雲され研修されました

2025年10月24日

九州歯科大学口腔内科学分野大学院生の藤井 大蔵と申します。今回私は、10月20日から10月26日までの7日間、島根大学医学部附属病院歯科口腔外科にて国内研修をさせていただきました。私の所属病院は単科大学であるため、経験することの少ない顎顔面外傷を学ぶことが第一の目的でした。本研修では急患として来院されてから診査、診断、そして手術までの一連の流れを拝見いたしました。隣接領域が多岐にわたる頭頸部領域の顎顔面外傷において、いかに口腔外科医がその場を統率していくのかを学習する貴重な経験となりました。
また、研修医をはじめとする若手口腔外科医の積極的な姿勢には深く感銘を受けました。予習ノートには術式のみならず、以前までの反省点も合わせてこと細かく記載されており、努力と成長の過程を伺うことができました。同年代の姿とみずからを重ね合わせた時に、私自身の主体性や積極性の不足を痛感いたしました。このように今回、外傷に関する学習とともに、自身の診療姿勢を省みる貴重な機会となりました。外部の環境に触れてこそ得られた経験であり、今後の臨床および自己研鑽において大きな糧になるものと感じております。
末筆ながら本研修の機会を賜りました日本口腔外科学会、九州歯科大学口腔内科学分野の吉岡教授、島根大学医学部歯科口腔外科学講座の医局員の皆様、そして管野教授に深謝申し上げます。頂戴しました経験をもとに、若手口腔外科医としてより一層、研鑽に努めて参る次第です。

九州歯科大学大学院歯学研究科
口腔内科学分野
藤井 大蔵

2025年10月20日から週末の日曜日の患者さん回診までの1週間にわたり、九州歯科大学 口腔内科学分野 (吉岡泉教授)の教室より、藤井大蔵先生が日本口腔外科学会若手口腔外科医研修制度を利用されわれわれの診療科に研修に来られました。卒後2年目の後期研修医・また大学院博士課程に進まれており、臨床および研究に真摯に取り組まれる若手口腔外科医であり、その積極的な前向きな姿勢は、将来が大変楽しみな先生でありました。わたくしの母校の後輩でもあり、今後も研鑽を積まれ着実にステップアップしてくださることを願います。

教授 管野貴浩

 

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