2023年4月20日から22日までの3日間、韓国ソウル・Sunkyukwan University創立600年記念ホールで開催された第64回韓国口腔顎顔面外科学会総会・学術集会にて、韓国口腔顎顔面外科学会より招待特別講演に召喚いただきました。Indications and Limitations of Surgical Treatment for Mandibular Condyle Fracture の演題にて、30分間の講演を行わせていただきました。とくに下顎骨関節突起骨折の手術治療は、われわれ口腔外科医には極めて重要な外傷病態であり、会場には後方周囲に立ち見の方々もでるほど大変多くの参集を頂きました。韓国口腔顎顔面外科学会の先生方のお役立てましたら幸いです。
学会の大会長は、Samsung Medical Center口腔外科主任のJun-Young Paeng教授であり、わたくしとは20年にわたる親友です。また、韓国にはわたくしの若かりし頃に、ソウル大学口腔顎顔面外科や韓国国立がんセンター口腔外科に何度となく、臨床研修に訪れていたこともあり、大変多くの親友旧友との再会ができました。当講座から、奥井太郎先生が大学院博士課程研究の内容をポスター発表をおこない、こちらも高い評価を得ることができ、優秀ポスター賞を受賞いたしました。引き続き、われわれ島根大学歯科口腔外科学講座は、臨床と研究の最先端研究を継続し、広く島根発世界に向けて学術知見を発信してまいります。
教授 管野貴浩
この度は管野教授にご一緒させて頂き韓国口腔外科学会に参加させて頂きました。口演発表、ポスター発表の2演題の発表を行いましたが、ポスター発表では優秀ポスターに選出頂き、プレゼンテーションの機会を頂くこともできました。
私にとって初めての海外での学会でしたが、韓国の口腔外科のレベルの高さを知り、大変よい刺激になったこと、英語を用いて国際交流することの大切さを学ぶことができ大変よい経験をさせて頂きました。この度は、管野教授をはじめ医局員の先生がたより指導頂きましたこと、私にこのような機会を与えて頂いたこと大変感謝申し上げます。今後とも精進してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
歯科医員 奥井太郎
