口腔顎顔面領域における生体吸収性プレートシステムの術後合併症のリスク因子に関する後方視的研究が”Polymers”にアクセプトされました!!

2021年3月10日

私が筆頭著者となり、共同研究者として奥井准教授、狩野講師、責任著者として管野教授らにご指導いただき執筆した「口腔顎顔面領域における生体吸収性プレートシステムの術後合併症のリスク因子に関する後方視的研究」が国際学術雑誌「Polymers (IF:3.426)」にアクセプトされました。本研究結果は、日頃より当科で行う口腔顎顔面外科手術後の合併症予防のさらなる低減、低侵襲に施術するうえで重要なエビデンスになるものと考えられます。また同時に、生体吸収性プレートシステムの有用性を示す最新の知見とも言えます。

当講座では単に治療を行うのみならず、臨床疫学的な研究アプローチによって、日頃の最新治療のエビデンスを世界に発信し、口腔顎顔面外科治療の発展に寄与する研究を展開しております。

今後も臨床と研究の両輪をうまくつなぐトランスレーショナルな活動を継続して展開してまいりたいと思います。

本研究を行うにあたり、ご指導いただきました管野教授をはじめ諸先生方、講座のみなさまにこの場を借りて御礼申し上げます。

助教 松田悠平

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