全身の骨密度と咬合咀嚼機能との関連性に関する研究成果が学術論文に受理されました

2021年6月30日

この度、国際学術論文雑誌Healthcareに論文が受理されました。これもひとえに、管野教授をはじめ諸先生型のご指導のおかげと、深く感謝申し上げます。また、島根大学地域包括ケア教育研究センターの貴重なデータを使わせていただきましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。
行政歯科衛生士としてパブリックヘルスの観点から全身と口腔の健康に関して研究を展開し、地域住民の方々の健康に貢献できるよう精進して参ります。

池淵久美

島根大学地域包括ケア教育研究センター(CoHRE)とわれわれ歯科口腔外科学講座との共同研究を行っておりました「骨密度と咬合咀嚼機能との関連性に関する横断調査 ”Relationship between Masticatory Function and Bone Mineral Density in Community-Dwelling Elderly: A Cross-sectional Study”」が全身の健康に関する国際学術雑誌「Healthcare」(インパクトファクター2.645) に本日アクセプト受理されました。
医学部大学院医学修士課程2年生で当院口腔ケアセンター・現松江市勤務の歯科衛生士池淵久美氏が筆頭著者であり、地域包括ケア教育研究センター所属の共著者や関係の先生方の長年にわたる邑南町 (おおなんちょう)での全身と口腔の検診データーをもとに、1年間かけて解析と論文執筆作業を続けてきた成果が実りました。われわれは口腔の専門家として、口腔保健・口腔と全身との関連性について今後も研究を重ね、島根発で新たな知見を世界に向けて発信し、県民の方々の全身と口腔の健康に結び付けられます様に精進してまいります。
本研究に携わられました共著者や関連各位諸先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。

教授 管野貴浩

 

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