2025年6月6日
2025年6月5日から6日にかけて北九州国際会議場で開催された第35回日本顎変形症学会総会・学術大会に参加してまいりました。「顎変形症におけるトランスレーショナルリサーチを考える」というテーマの新たな視点を掲げたシンポジウムに、シンポジストとして登壇する機会をいただきました。私は「顎変形症手術臨床現場から立案する最適な生体吸収性材料に関する研究と実践」というタイトルで発表を行いました。
これまで多様なトランスレーショナルリサーチに携わってきた私ですが、今回は顎変形症手術の術者としての視点から材料を再考するというテーマについて話をさせていただきました。本学会には口腔外科医だけでなく、矯正の先生方も多数参加されており、過去にお世話になった先生方や新たに知り合った先生方と有意義な時間を共有できました。
このような貴重な場を与えていただき、心より感謝申し上げます。今後もエンドユーザーとしての視点を大切にし、その結果を患者さんに還元できるよう、研究者としてのマインドを持ち続けながら日々臨床に取り組んでまいります。
准教授 小林真左子
6月5日、6日の両日に北九州国際会議場で開催された上記学術大会に参加して参りました。「シンポジウム: 顎変形症のトランスレーショナルリサーチ」を考えるの座長を担当致しました。顎変形症の顎矯正手術は、確立した有用な治療ですが、さらなる改善や改良について有用有益な学術講演と討議を行なうことができました。当科では、毎年約100名の顎矯正手術を患者さんに提供しておりますが、引き継ぎ最前最良な技術と治療の研鑽と施術に努めて参ります。
教授 管野貴浩